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2010事務年度の法人税の申告事績

自由が丘から17分の税理士・会計事務所、

吉田一仁税理士事務所です。

本日は、2010事務年度の法人税の申告事績についてお話したいと思います。

国税庁が発表した2010事務年度の法人税の申告事績によると、今年6月末現在の法人数は

前年度比0.7%(2万法人)減の297万8千法人で、うち今年7月までの1年間に申告したのは、

前年度比0.9%(2万4千法人)減の276万2千法人でした。

法人の黒字申告割合は25.2%と、前年度比で0.3ポイント減少しています。

初めて30%を割り込んだ2008年度から3年連続で、過去最低を更新しています。

ちなみに、法人の黒字申告割合の過去最高は1973年度(65.4%)です。

新聞には上記の悪い指標が躍っていましたが、統計値をみると、法人の申告所得金額は前年度比7.0%

(2兆3526億円)増の36兆1836億円、申告税額の総額も前年度比7.5%(6560億円)増の9兆3856億円と、

ともに7%程度増加しています。

4年ぶりのことです。

企業業績は回復基調にあり、赤字法人は減っています。

黒字申告法人が少ないのは、相殺できる繰越欠損金が残っているからです。

黒字法人の申告所得金額は、黒字申告1件当たり、前年度比9.1%増の5,192万円です。

申告欠損金額は、前年度比23.6%減の20兆8,969億円と大幅に減少しています。

赤字申告1件あたりの欠損金額も同23.3%減の1,012万円となっています。

ちなみに、申告所得金額の過去最高は2006年度の57兆828億円、申告欠損金額の過去最高は

2002年度の33兆116億円です。

2010事務年度における源泉所得税額は12兆5597億円で、前年度比2.1%(2624億円)増と、

これも4年ぶりに増加しています。

主に、給与所得の税額が前年度比0.8%増の8兆6389億円、配当所得が前年度比18.0%増の1兆6701億円

と増加したことによるものです。

給与所得や配当所得の増がもたらされているのは、法人所得の伸びの結果です。

景気回復の足音が近づいている気配を感じます。

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