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目標管理制度が陥る誤り

代々木八幡から15分の税理士・会計事務所、
吉田一仁税理士事務所です。

本日は、目標管理制度が陥る誤りについてお話したいと思います。

今日、約80%の企業が目標管理制度を実施しています。

しかし、そのプロセスでは目標設定時には想定していなかった事態が生じるなど
問題がよく起こります。

管理者のプロセス管理の視点が「評価の納得性」に置かれる結果、
「部下が目標達成のためにどのような努力をしたのか?」
「それはどの程度の評価に値するのか?」という点を意識しがちになります。

しかし、目標管理制度の本来の目的は「経営目標をブレークダウンして
組織や個人の目標を設定し、それを達成する業績管理を行うこと」にあります。

ですから、中間面談などプロセス管理では、以下の3つの点を重視すべきであり、
納得性が高い評価はその後に自らなされるものなのです。

①事実状況の確認

 どのような目標達成阻害要因が生じたのか、または予想外の成功要因が出現したのか

②的確な対策の検討と決断

 阻害要因の排除または成功要因の活用によって、業績目標の達成を図り、
 場合によっては当初の目標を大きく超える業績をあげるにはどのような対策が必要か

③対策の実行
 
 その対策をスピーディーに実行するには、どうしたらよいか

管理者がプロセス管理で評価の視点を意識し過ぎるのは、経営者または人事責任者が
「目標管理制度を業績評価の手段として使おう」「そうすれば納得性が高い評価ができる」
と考えた時から始まっています。

したがって、制度運用マニュアルの中間面談実施要領では「目標達成プロセスでの事実状況に
注目した納得が得られる評価に重点を置いてチェックすること」が記載されており、
考課者訓練でもそのように指導されているケースが多いようです。

トップ・人事責任者の留意点は、以下の通りです。

■目標管理制度の本来の目的を再確認する

■管理者による中間面談や日常のフォローアップが、「評価の視点」に偏り過ぎていないか
 をチェックする

■プロセスの管理で最重要な目標達成の阻害要因や成功要因の発見と対策に向けられているか
 をチェックする

■もし誤りがあれば、正しいプロセス管理のあり方を管理者に要請・指導する

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